ラニカイビーチは、オアフ島の東端、カイルアビーチの隣にあるのビーチです。
北東に向かって面しているビーチで、ビーチの広さは約1キロほどの広がりです。
綺麗な砂浜のビーチですが、砂浜の奥行自体はそこまで広くありません。広いところで2~30mくらい。ビーチ端の狭いところですと5mくらいなので、敷物を広げると一杯いっぱいな感じの場所もあります(上の写真参照)。
見どころと言えば、ハワイ語でラニ(天国)・カイ(海)を意味している通り、本当にきれいな砂浜のビーチを拝むことができることです。
ビーチとしての綺麗さは、オアフ島の数あるビーチの中でもダントツに綺麗だったのではないかと思っています。
このハワイロングステイ日記のヘッダーにある画像も、何を隠そうラニカイビーチのパノラマ写真なのです。そのくらい記憶に残しておきたくなるほどの綺麗なビーチでした。
ただしラニカイビーチは施設といった施設が全くなく、日よけになるようなところもありません。なので日焼け対策はしっかり行い、飲み物や食べ物は持参していくことになります。特に飲み物を買えるところがビーチから数百メートル以上離れたところにしかお店が無いため、簡易クーラーボックスなどに入れて多めに持っていくことをおすすめします。
もちろん、シーカヤックやサーフボードのレンタルもありません。ただただ、持参したもので遊ぶだけのビーチになります。
休める場所がないので、一日いるとかなりバテます。長くても半日程度でスケジュールを組むのが良いかと思います。
ただその欠点を補っても余りあるほどの綺麗なビーチだという事は、再度念を押して言っておきたいです(笑)
行く方法としては、ツアーで行くか、もしくはレンタカーで行くのが良いかと思います。
ホノルルから、レンタカーの場合は、ルートとしては61号線を通る内陸ルートと、72号線を海岸沿いに走るルートの2つがあります。
内陸ルートの方でおおよそ3~40分くらい。海岸ルートに比べると2~30分くらい早く着きます(高速道路が整備されているので)。
ただ、個人的には海岸ルートの方が景色が良いのでおすすめです。ずっと海沿いを走るので、運転していて非常に気持ちがよく、ハワイに来たなぁという事を実感できるからです。
レンタカーの貸し出し時間が迫っているなど、時間的に1分でも早く着きたいという事であれば、内陸ルートを。時間的に余裕があるのであれば海岸ルートがおすすめです。ツアーの場合は大抵内陸ルートを通っていきます。
ラニカイビーチ専用の駐車場はありません。近くの路駐パーキングエリアか、隣のカイルアビーチ駐車場にとめて歩くことになります。
一番近いのが、下の図の路駐パーキングエリアで、ビーチに対して垂直に走っている道路上にパーキングエリアが複数あります。
ただし、こちらめちゃめちゃ住宅街の中にあり、パーキングエリアをしっかりと認識できる慣れたドライバーでないと、エリア外で止めてしまうとすぐに住人に通報され駐車違反・レッカー移動されてしまうそうです。
レンタカーの受付の方も、日本人が良く捕まるところだから気を付けてほしいと言っていましたので、個人的にはあまりお勧めできません。現地を見ましたが、確かにわかりずらかったです。
隣のカイルアビーチには下の図のように専用の駐車場が3か所あります。一番近いのが東側駐車場で、そこからだと歩いて5分ほどでラニカイビーチに行くことができますのでこちらが一番のおススメです。
ただし、こちらはこちらでカイルア地区一番人気のカイルアビーチの駐車場のため、朝8~9時ごろには満車になることが多いようです。唯一西側の縦列駐車場はそれでもまだ空いているらしいのですが、西側からだとラニカイビーチまで結構な距離があります。なので、最悪西側に止める場合は、荷物を一旦ラニカイビーチ前でおろして、運転手だけ止めに行くとかしないとキツいかもですね。。。
もちろん西側駐車場も満車になることが多いので、確実に止めたい場合は、ホノルル地区であれば朝の6時~7時に出発して、7時~8時のなるべく早い時間に着くことを目標にした方がよさそうです。
駐車場からビーチまでは、徒歩で行きます。
ビーチには全く何の設備もないため、着替えなどは車でするか、カイルアビーチのトイレを使ってから行くことになります。
※あ、ラニカイビーチにはトイレもないので、トイレもカイルアで済まして行くのをお忘れなく。
カイルアビーチの駐車場からは、海を左手に海岸沿いをひたすら歩いていきます。
途中、ラニカイのモニュメントがあるので、記念撮影するもいいでしょう(笑)
モニュメントから坂を下っていくと住宅街になり、その左側の家を見ながら歩いていくと、家と家との間に小道が出てきます。
その小道の先にエメラルドグリーンの海が見えてきたら、そこがラニカイビーチです。
ただ、初めの方の小道は海にはつながっていても、砂浜にはつながっていないところがあります。
小道から石段があり、その石段の先がすぐ海になっているようなところです。そこからはビーチには行けないので注意が必要です。
そして最も気を付けなければ行けないところは、その階段には見た目にはわかりにくい苔がびっしり付いていて、めっちゃくちゃ滑る点です。まるで、漫画でバナナで滑るかのごとくに滑ります。
はい、私みごとにスっ転びました。そして肘をコンクリートの階段におもいっきりガーンぶつけて大怪我です。ラニカイビーチで海に入るのに躊躇するほどの怪我をしました。。。
こちらはラニカイビーチへの小道(偽物w)。小道の先はすぐ海で砂浜が見えません。ツルツルトラップが待ち構えている場所です(笑)
で、こちらがラニカイビーチへの小道(本物)。小道の先に砂浜が見えます。
ラニカイビーチの海は、果てしなく遠浅の海です。基本は底が砂浜ですが、ところどころ岩がありますので足とかをぶつけないように注意は必要です。
魚はほとんどいません。ただただ綺麗で透明な海って感じです。
ついでに言いますと波もほとんどありません。ですので、サーフィンやボディーボードも楽しめません。(そもそも禁止なのかな)
おそらくビーチ沿いの住人の方のと思われるシーカヤックがビーチに置いてありますが、レンタルできるわけでもございません。売店もないですし、それどころかビーチには監視員もいません。ゴミ箱もシャワーもトイレもありません。ヤシの木など木陰になるような木もなく、日陰になるような場所もありません。
そうなんです、なーーーーんも無いんです。
ただただ綺麗で青い海と砂浜だけの素晴らしく美しいビーチなんです。
なので、必然的に来る人も、家族連れやカップルでのーーんびりゆったりする人たちだけが来ています。
そして一日中海遊びするっていう分けではなく(飽きると思うw)、半日くらいリフレッシュするような気分で行くようなビーチなのかと思いました。
最後にラニカイビーチの180度の動画の景色を載せておきます。
うーん、今見ても美しい海ですね。
+
+
+
+
+
以上ざっくりな説明でしたが、時間があって綺麗なビーチを一目見てみたいっていうのであれば行ってみて損はないところかと思います。
海で遊ばなくても、カイルア方面でレンタサイクルをして、覗きに来るだけでも一見の価値はあるかと思います!